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プレゼン&話し方の極意!その②

ビジネスにもユーモアは大切!
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プレゼン&話し方の極意!

ただ話すだけでは,心を揺さぶれない。心を揺さぶる話とは?

4回シーリーズの今日は第2回目。
「ただ話すだけではダメ。無言の”間”の取り方も大切。」をお届けします。
(全体の記事は固定ページでもご覧いただけますよ!)
前回までの記事はこちら↓
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②ただ話すだけではダメ。無言の”間”の取り方も大切。

会話の中の”間”。これがとても大切な要素の一つです。
いわゆる”ため”のある話し方は,聞く人を惹きつけます。
落語の咄家たちの,小気味よいテンポの話しに,絶妙な沈黙という”間”が加わると,臨場感が増し,話に引き込まれていきます。

英語で”間”とは「STOP」ではなく「PAUSE」です。

ラジカセ世代の方なら,ポーズボタンを思い出されるかもしれません。(年代がバレちゃいますね)

テレビから流れる歌謡曲をテープに録音する時,録音待機中ポーズボタンをよく使ったものです。
ポーズボタンを解除すると,すぐに録音が始まります。

この機能からも分かるとおり,”間”は,次の会話への橋渡しとも言える大切な役割を果たします。

正しい休止の仕方は,理解しやすい話のために重要な要素と言えるのです。休止(間)によって,大切な点を際立たせ,聞き手の期待を高めることができるのです。

この”間”にも実はいろいろな種類があります。

・区切りのための”間”(休止)。
これはいわゆる文章の中にある「,。」(句読点)です。
考えを伝えるのに必要かどうかということは関係なく,規則のように一定の間隔で決まったように休止すると,話は迫力や明快さの欠けた一本調子のものになります。

・考えの変化を表すための”間”。
1つの要点から次の要点に移る時,”間”(休止)を置けば,聞く人はこれまでの話の要点を考え,思いを整理し,話の方向が変わることを意識し,次に話される考えを一層明快に把握できます。

車が,曲がり角を曲がる時にスピードを落とすことに似ていますね。
急なスピードで曲がり角に進入することはまずありません。
同じように,1つの考えから別の考えに変わる時に休止することは,とっても大切です。

・強調のための”間”(休止)。
この”間”は今までの”間”とは違い,ドラマチックな”間”です。
比較的長い休止と言えます。

そのような休止があると,聞いている人は,その前に話された事柄を深く考えることができ,次に話される事柄への期待を抱きます。
メモを取っていたり,タブレットで打ち込みをしている人は,思わず手を止め,顔を上げるかもしれません。

ミュージシャンであれ,先ほど述べた落語の咄家であれ,プロフェッショナルの人達は,自分の独特の”間”を持っています。

いかに上手に”間”を使うかによって,聞き手は感動し,話に惹き込まれ,心が揺さぶられるのです。

ですから,「ただ話すだけではダメ。無言の”間”の取り方も大切」なんですね!

次回、第3回目は、「一本調子の話し方はNG!メリハリをつけて聴き手を巻き込もう。」
お楽しみに!